2004年マイ・ベスト

昨年、映画館で観た映画は全部で69本。微妙な数字だなあ・・・
「映画が趣味」と公言するには少なすぎ、「たまに観る」と言うには多すぎる気がする。
仕事に忙殺されているせいで、どうしても近場の映画館で上映されているメジャー作品に片寄ってしまい、単館系劇場に足をのばして小品を観ることが難しかったのが悲しいところ。
それでも、記憶に止めるという意味でとりあえず、2004年のマイ・ベスト。

<邦画ベスト5>
・下妻物語
・ジョゼと虎と魚たち
・ヴィタール
・誰も知らない
・いま、会いにゆきます

寺島しのぶ主演の2作(『赤目四十八瀧心中未遂』『ヴァイブレータ』)が漏れてしまった。その他、『リアリズムの宿』も捨てがたいし、『スウィングガールズ』の楽しさも記憶に残ったのだが。
これまで相性の悪かった岩井俊二監督の『花とアリス』も良かった。

<洋画ベスト5>
・ミスティック・リバー
・シービスケット
・殺人の追憶
・子猫をお願い
・珈琲時光

『珈琲時光』は作品の出来がどうこういうよりも、自分にとって大切に思えた映画。よくぞここまで東京の心地よい風景を切り取ってくれたと感激。しかしこれを洋画に入れるのは、違和感があるなあ。
『スクール・オブ・ロック』も楽しかったものの、ベストと言い切れるほどの出来かというと、ちょっと迷ってしまう。
『ビッグ・フィッシュ』『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』『オールド・ボーイ』も漏れてしまった。
昨年は日本全土が韓流ブームに湧いた年だったが、自分自身にとっての韓流は、ヨン様でもチェ・ジウでもチョン・ジヒョンでもなく、ペ・ドゥナだった。『リンダ リンダ リンダ』が楽しみ!

ちなみに去年観た芝居は14本と、これまた微妙な数字。一本選ぶとすればNODA・MAP『赤鬼』の再演か。
ライブではトッド・ラングレンやエルヴィス・コステロといった中年ロッカー達の元気なステージが印象深かった。
2005年の個人目標は「時間を作る」。
もっともっと、いろいろな意味で経験を積む年にしたいのだが・・・さて?

コメント

  1. haya より:

    ブログで更新頻度が高くなったようで、いつも覗いてはため息をついていた身としては嬉しい限りです。
    それにしてもヒマな会社員の僕より鑑賞本数が多いのは都市部と地方との差かな?『リンダ リンダ リンダ』も、今年中には北九州まで下って来てくれまいかと祈る限りです。

  2. nichijoujijou より:

    どうもどうも、お久しぶりです!
    頻度はきっとスローダウンするので、あまり期待しないでください(笑)ぼちぼち頑張ります。
    リンク集をこっちにも作るつもりですけど、今はhayaさん、サイトお持ちですか?

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