原田郁子のソロライブなどに馳せ参じてはいたものの、思えばクラムボンとしてのライブはほぼ2年ぶりのこと。
先週発表された『Re-clammbon2』からの楽曲が多くなるのは予想が付いていたことで、今後さほど耳にする機会が無いであろうアレンジを耳にするのもまたライブならではの楽しみと言えば言えるのだけど、そうした耳慣れないパターンの曲の数々に挟まれて、呼吸のような自然さで始まるオリジナルアレンジの楽曲のストレートな演奏ぶりがむしろ妙に耳に残るのはなぜだろう。
しかしこれはとても良いライブだった。「良い」というより「楽しい」、「楽しい」というより「嬉しい」。
演奏しているメンバーの高揚感が広い会場一杯に拡がって、観て聴いている側を持ち上げる浮力を生むかのような心地。シビレました。
3.9
鑑賞メモ
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