nichijoujijou

movie

百万円と苦虫女

ふとした弾みで「前科」を背負ってしまった鈴子は、絶え間なく続く周囲の噂話と心無い仕打ちに耐えかねて旅に出ることを決意する。ある街に止まり、百万円溜まったら次の街へ移り住む、そんな暮らしを続ける鈴子が旅の先々で出逢う人々、そして彼らとの別れは...
play

シャープさんフラットさん(ブラックチーム)

なんというか…とてもやるかたない芝居なのだった。劇団15周年記念作品にしてこの内容、とりわけ「ここ」を描いてしまってよいのだろうか。バブル華やかなりし頃。劇団や恋人との様々な確執に耐えかねて、郊外のサナトリウムに逃げ込んだ座付作家をめぐる物...
movie

スカイ・クロラ

一見して強く印象に残るのは、何とも形容しがたい空の青と、白い雲の美しさ。濃淡と陰影を孕み質感をともなった、単なる背景というだけでなく”もう一つの主役”と言っても良いほどの青空。どちらかといえば暗い夜の街、それも闇の底のような世界を描いていた...
日乗

書斎と共に街に出よう

銀座の喫茶店でこれを書いている。モバイラーである。ブックファーストをぐるぐるとバターになりそうなほど熱く徘徊し、Apple Storeで新iPodを摩擦で溶けそうなほど触り倒してから、クールダウンのため一息ついている最中。つい先日、acer...
movie

ハードカバー

たしか小林信彦氏だったと思うけど、「映画館で観る映画はハードカバー、DVDは文庫本、この2つは全く別のもの。だから文庫本は”映画”を観ようと気構えるのではなく、気軽に観られるものとして割り切ったほうが良い」こんな内容をどこかで書かれていたよ...