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BU・SU

何年かぶりに東京国際映画祭で映画を観てみようかと思い立ち、雑誌やWebでプログラムを検討する。その結果…ちょっとしたショックを受ける。映画祭でどうしても観ておきたいと思える作品が、これ一作だったのだ。既にチケットが売り切れていたものも数本(...
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百万円と苦虫女

ふとした弾みで「前科」を背負ってしまった鈴子は、絶え間なく続く周囲の噂話と心無い仕打ちに耐えかねて旅に出ることを決意する。ある街に止まり、百万円溜まったら次の街へ移り住む、そんな暮らしを続ける鈴子が旅の先々で出逢う人々、そして彼らとの別れは...
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スカイ・クロラ

一見して強く印象に残るのは、何とも形容しがたい空の青と、白い雲の美しさ。濃淡と陰影を孕み質感をともなった、単なる背景というだけでなく”もう一つの主役”と言っても良いほどの青空。どちらかといえば暗い夜の街、それも闇の底のような世界を描いていた...
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ハードカバー

たしか小林信彦氏だったと思うけど、「映画館で観る映画はハードカバー、DVDは文庫本、この2つは全く別のもの。だから文庫本は”映画”を観ようと気構えるのではなく、気軽に観られるものとして割り切ったほうが良い」こんな内容をどこかで書かれていたよ...
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JUNO/ジュノ

16歳で妊娠してしまった女の子ジュノが、子供の里親探しを通じて周囲の人々とともに巻き起こした事件の顛末を描いたコメディ。とは言ってもスラップスティックな喜劇ではなく、ガジェットの多用やコミックのような描写に見られるように、オフビート色の強い...